【UAD】をM1Macで使うための3ステップ。【設定手順を紹介】

DTM

M1チップ搭載のMacが発売されて約半年が経ちました。各メーカーのAppleSilicon対応状況は進みつつありますが、まだ正式対応していないメーカー、プラグインが多いのが現状です。

今回は次のような疑問にフォーカスしました。

-疑問-
新型のM1チップ搭載MacでUADは使えるのか?
インターフェースは認識されるか?音は出るか?
UADのプラグインはちゃんと動くのか?
Apollo twinが認識されない 

ワタシ自身もApollo Twinを約7年程使い続けておりますが、「UAD無しなんてもう考えられない」と思っています。

■以下の3ステップで、実際に使用できる状態までの手順と検証結果を紹介します。

  1. ダウンロード〜インストール【UADドライバがインストールできるか検証】
  2. インストール〜認識されない【インストールはしたが、認識されない問題の解決手順】
  3. セキュリティ設定の変更〜検証【Consoleが使えるか、DAW上で認識されるか】

●UAD使えないならM1 Macはまだ様子見になる

今回検証するUAD。公式ではApple Siliconに非対応ということになっておりました。
https://www.uaudio.jp/uad/downloads/←公式サイト
世の中のUADユーザーは間違いなく
「UAD使えないんだったら買わない」でしょう。
周りからもUADはやはり使えなかった。お手上げだ。という声が聞こえてました。

大丈夫です。

UAD使えます!!

ただ、通常のインストール手順では使用することができませんでした。

ワタシはここ7年ほどApollo twinを使っているのですが、実際インストールして立ち上げてみるとインターフェースが認識されず、、
抜き差しを繰り返してもやはり認識されない。

これはだめか、、、とも思いましたが、
ある手順を踏むことによってApollo twinを認識させ、UADを使用する事ができました。

では、順を追ってインストールから設定の手順を解説していこうと思いますのでぜひ最後までお読みください。

ステップ1 ダウンロード〜インストール

まずは公式サイトからドライバをダウンロードし、解凍します。そうするとUADのインストーラーが出てきますので、ダブルクリックします。とりあえず全てOKしながら進んでいくと、インストールが始まります。
インストーラーが起動できない、インストールに失敗する。といった事もなく。ここまではいたって順調に進んでいます。

App Store以外からダウンロードしたアプリケーションは、
【環境設定】→【セキュリティとプライバシー】→【一般】
と進み、「このまま開く」がでてきますので、OKしてやります。

「案外普通にいけるのでは?」と、期待しました。

これで大体のソフトウェアはインストール完了できます。これはBig Sur以前のOSでも同じ手順が発生していたと思いますので、ここまでは大丈夫という方もいるかと思います。

ステップ2 インストール〜認識されない

しかし、
『拡張機能がブロックされました』

というポップアップが出現。何やらブロックされてしましました、、、セキュリティーの設定を変更する必要があるようです。セキュリティーとプライバシーを開くよう促されますので開きます。
セキュリティーとプライバシーを開くと、「システム拡張機能を有効にする…」というボタンが出現していましたのでクリックしてみます。が、またポップアップが出現。

こういったエラーメッセージのような物が何度もでると「ああ、もう嫌だ」という気持ちになってしまいがちですが、日本語でのメッセージなのは助かりました。ポップアップに書いてある内容をちゃんと読んでみると、

『これを実行するには、システム終了します。次にTouch IDまたは電源ボタンを押したままにして、起動セキュリティユーティリティを起動します。起動セキュリティユーテリティで、”セキュリティポリシー”ボタンからカーネル機能拡張を有効にします。』

と書いてありますので一度シャットダウンし、リカバリーモードで起動し、セキュリティの変更をする。という過程が必要になるようです。

ステップ3 セキュリティ設定の変更〜検証

指示に従ってシステム終了します。そして完全にシャットダウンされたのを確認したら、電源ボタン(タッチID)を押したままで起動します。

【オプション】をクリックして進みます。パスワードを求められるので入力します。

macOS復旧」に勧めたらそれでOKです。

そして、【ユーティリティ】→【起動セキュリティユーティリティ】と選択します。
そして起動ディスクの選択。(Macintosh HDがでてくるはず)
ここで【ロックの解除】というボタンがあるので解除してください。すると、【セキュリティポリシー】というボタンになりますので、そちらをクリック。

そうすると

●【完全なセキュリティ】

●【低セキュリティ

という項目があり、初期では【完全なセキュリティ】にチェックが入っていますので
【低セキュリティ】に変更します。
その下にチェック項目が2つ押せるようになるのでチェックを入れます。

あともう少しです!

さてここまでできたら、左上アップルマークから再起動をかけます。再起動すると、セキュリティーとプライバシーに、「開発元”Universal Audio”のシステムソフトウェアがアップデートされました」
となっています。【許可】ボタンが薄くなっていて押せないので、

【変更するにはカギをクリックします】のところを押し、パスワード入力。
ロックを解除すると【許可】が押せるようになります。【許可】を押すと再度パスワードを求められますので入力します。そしてまた再起動を押します。
すると、

こういった画面に切り替わり、その後再起動がかかります。このあと自動的にアップルマークの読み込みが2度おこりますのでしばし待ちです。
再起動しましたら、Apolloの電源を入れます。

これでようやく認識されました!

Consoleを立ち上げ、プラグインを指してみます。マイクの入力も問題なくできています。

次にLogicを起動してみます。
するとAudio Unitsの読み込みが開始され、Logic上でもUADが認識されました。

しかしまたここで問題が。

Insert→Audio Units→Universal Audioと進み、リストを表示させると、いくつか表示されていないプラグインがある事に気づきました。

Audio Unitsがうまく読み込まれていない時は、まずプラグインマネージャーで確認します。
Logicの「環境設定」→「プラグインマネージャー」を起動。左側Universal Audioを選択し、Universal Audioのプラグインのみを表示させます。そして一覧を確認していきましょう。

すると、「検証に失敗しました」と表示されているプラグインが2つありました。
ちなみに認証失敗していたのは、
”UA1176LN Legacy”と”UA 610-B”でした。
プラグインマネージャー内に名前があるということは、認識はしているという事でしょう。何かしらの要因で読み込みがうまくいかなかったのかもしれません。ですのでもう一度読み込ませにいきます。
プラグインを選択して、【選択項目をリセットして再スキャン】を押します。

『検証に成功しました』と表示され、無事AudioUnitsの中に表示されました。

最終的に検証に成功し、無事使えるようになったのですが、実はスキャンに何度も失敗しました。これは無理かと諦めかけたのですが、何度かチャレンジすると成功。これは正直どうしてかわかりませんでした。もしかすると、正式対応してないことによる要因かもしれません。

インストールから設定まで、ひと手間、ふた手間かかかりましたが、無事M1 MacでもUADを使用できる事になりました。

動画でも手順をまとめましたのでよろしければ参考にしてください。

M1 MacでUAD を使えるようにするインストール手順

また別記事で、WAVESなど他のプラグインのインストール結果も報告しますので、よろしくお願いします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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